CATEGORY 統計

統計に関連する心理学用語を解説します。

多変量解析

2019年8月27日

多変量解析

多変量解析の定義 3つ以上の変数に対し、変数間の関係を分析するために用いられる統計的検定を多変量解析と言います。 多変量解析の目的としては、大きく分けて「予測」と「要約」の2つが考えられます。 まず、

尺度水準

2019年8月27日

尺度水準

尺度水準の定義 尺度水準とは調査対象に割り振った変数、その測定、あるいは得られたデータを、それらが表現する情報の性質に基づき数学・統計学的に分類する基準のことです。 スティーヴンスは以下の4つの尺度水

代表値

2019年8月27日

代表値

代表値の定義 代表値とは、データの分布全体の特徴を1つの数値で代表して表したもの、つまり、測定値の分布の中心的傾向を示す値です。 代表値には「平均値」「中央値」「最頻値」があります。 正規分布の場合に

有意差

2019年8月26日

有意差

有意差の定義 有意差とは、2つの測定値の間に見られる差が、「偶然ではなく意味のある、本質的な差」として一般化できることを示す概念です。 有意差があるかどうか判断するためには「t検定」「分散分析」「カイ

分散分析

2019年8月26日

分散分析

分散分析の定義 分散分析は2群以上の群間における分散の差の検定のことで、「F検定」とも呼ばれます。 分散とは、データのばらつきの程度を表すものですが、そこから平均値を求められることから、分散分析は平均

相関

2018年4月9日

相関

相関の定義 複数の変数間の関連性を相関といいます。 一方をX、もう一方をYとした場合に、Xの値が大きくなるほどYの値も大きくなるといった傾向を正の相関があるといい、散布図においてデータは右上がりの直線