CATEGORY 臨床心理学

臨床心理学のカテゴリーでは「基礎理論」「心理検査」「心理療法」「カウンセリング技法」「精神疾患」「コミュニティ心理学」に関連する心理学用語を解説します。

共感

2019年10月3日

共感

共感の定義 共感とは、他者が抱いている感情を感じ取り、同じような感情を自分も体験することです。 本来は自分のものではない、他人の感情によって生じる代理的な感情体験を共感と言います。 共感は嬉しい、楽し

自動思考

2018年8月14日

自動思考

自動思考の定義 自動思考は、認知療法における概念の1つです。 認知療法は精神科医のベック,A.T.が提唱した心理療法で、特にうつ病の治療法として有効とされています。 認知療法は認知の歪みに焦点を当て、

ピアカウンセリング

2018年4月5日

ピアカウンセリング

ピアカウンセリングの定義 ピアカウンセリングとは、同じような悩みを持つ人たちが集まってグループをつくり、対等な立場、同じ仲間として行われる心理学的援助技法です。 ソーシャルサポート・ネットワークの構成

リエゾン

2018年4月5日

リエゾン

リエゾンの定義 リエゾンとは、専門的な連携や協力を意味する、コミュニティ心理学における重要な概念です。 地域精神医療、地域精神保健福祉、総合病院、学校などのコミュニティにおいて、クライエントに関わるさ

ソーシャルサポート

2018年4月4日

ソーシャルサポート

ソーシャルサポートの定義 ソーシャルサポートは、コミュニティ心理学のキャプラン,G.により提唱された概念です。 生活において、他者から与えられるさまざまな物質的、心理的援助のことを指し、道具的・情報的

危機介入

2018年4月4日

危機介入

危機介入の定義 危機介入は、コミュニティ心理学における概念です。 危機状態に陥ったクライエントに対して行われる、短期の問題解決的な介入のことを指します。 危機介入は、カウンセリングや心理療法と異なり、

エンパワーメント

2018年4月4日

エンパワーメント

エンパワーメントの定義 エンパワーメントとは、コミュニティ心理学における重要な援助技法です。 否定的評価を受けるなどして生活する力を失っているクライエントに対し、無力感を克服し、自らの問題を自ら解決し

神経症

2018年4月3日

神経症

神経症の定義 神経症とは、心理的な要因によって生じる心身の機能障害のことを言います。 神経症という病気そのものがあるわけではなく、強迫神経症、不安神経症など類似の特徴を示す病態の総称で、精神病と対置さ

失見当識

2018年4月3日

失見当識

失見当識の定義 見当識とは、時間、場所、身の回りにいる人や、自分の置かれている状況について適切に理解する能力のことです。 もう少し具体的に言うと、いまは何時で、朝なのか夜なのか、自分はどこにいるのか。

性的倒錯

2018年4月2日

性的倒錯

性的倒錯の定義 性的倒錯とは性行動の質的異常と定義され、性嗜好異常とも呼ばれるものです。 近年ではパラフィリアという呼称も多く用いられています。 性に関する障害についての精神医学的な捉え方は、時代とと

緘黙症

2018年4月2日

緘黙症

緘黙症の定義 緘黙症(かんもくしょう)とは、実際には言葉を発したり会話をしたりする力があるにもかかわらず、黙って話をしない状態のことを言います。 したがって、言葉を知らないために話すことができない状態

てんかん

2018年4月2日

てんかん

てんかんの定義 てんかんとは慢性の脳疾患の1つです。 主な症状はてんかん発作で、これは大脳の神経細胞(ニューロン)の活動リズムが崩れることで生じます。 てんかん発作が1回起きただけではてんかんとは言え

パラノイア

2018年3月30日

パラノイア

パラノイアの定義 パラノイアは妄想症や偏執症などと訳され、迫害妄想をはじめとした妄想症状が見られる疾患です。 妄想は統合失調症においても見られる症状ですが、パラノイアは妄想以外の症状はなく、基本的には

アレキシサイミア

2018年3月30日

アレキシサイミア

アレキシサイミアの定義 アレキシサイミアは失感情症とも言われるパーソナリティ特性のことで、シフネオス,P.E.という精神科医が、潰瘍性大腸炎や気管支喘息などの心身症の研究を行う中で見出し、提唱した概念

失語症

2018年3月30日

失語症

失語症の定義 失語症は、脳の機能が損傷を受けることにより、一度獲得した言語能力を使いこなせなくなってしまい、言葉を話す能力、あるいは理解する能力が損なわれてしまった状態を指します。 失語症と言う場合は

健忘症

2018年3月29日

健忘症

健忘症の定義 健忘症は記憶障害とも言われるように、物事をうまく記憶できない、記憶してもすぐに忘れてしまうといった症状を指します。 健忘症は、さまざまな原因から生じる可能性があります。 事故などで脳その

睡眠障害

2018年3月29日

睡眠障害

睡眠障害の定義 睡眠障害とは、十分な睡眠をとることができない不眠症や、逆に眠り過ぎてしまう過眠症などの睡眠異常や、睡眠時に本人も自覚なく歩きまわったりするいわゆる夢遊病などの睡眠行動の障害、睡眠時間が

自閉症スペクトラム

2018年3月29日

自閉症スペクトラム

自閉症スペクトラムの定義 自閉症スペクトラムとは、従来自閉症が持つとされてきたような特徴を示す疾患群の総称です。 スペクトラムとは「一連のもの」「連続体」などの意味があり、自閉症スペクトラムの中には、

強迫性障害

2018年3月29日

強迫性障害

強迫性障害の定義 強迫性障害は、日常生活に支障をきたすほど、強迫観念や強迫行為が持続する精神疾患の一種で、診断基準の1つであるDSM-IVでは、不安障害の中に位置づけられています。 「家の鍵をかけたか

パーソナリティ障害

2018年3月28日

パーソナリティ障害

パーソナリティ障害の定義 パーソナリティ障害とは、精神障害における分類の一種で、「人格障害」「性格障害」と記載されることもあります。 パーソナリティ障害を持つ人は、ものの見方・考え方や、行動のありよう

恐怖症

2018年3月26日

恐怖症

恐怖症の定義 恐怖症とは、一定の対象や状況に対する、非合理的で強迫的な恐れを特徴とする精神疾患です。 恐怖症性障害もしくは恐怖神経症とも呼ばれます。   恐怖症のクライエントは、通常では恐怖

汎適応症候群

2018年3月26日

汎適応症候群

汎適応症候群の定義 汎適応症候群とは、セリエ,H.が提唱した、ストレッサーが引き起こす身体の非特異的反応のことです。 ストレッサーとは、ストレス反応を引き起こす刺激のことです。 セリエ,H.は、生体が

チック症候群

2018年3月25日

チック障害

チック障害の定義 チック障害とは、不随意的・突発的に起こる頻繁な筋肉群の反復運動を特徴とする精神疾患です。 チック自体は一種の癖のようなもので、心と身体の成長過程で多くの子どもに見られますが、これが固

気分障害

2018年3月25日

気分障害

気分障害の定義 気分障害は、気分の異常な高まりや低下といった症状を示す精神疾患で、気分の変調により、苦痛を感じたり、日常生活に支障をきたします。   下位分類としては、以下のものがあります。

統合失調症

2018年3月25日

統合失調症

統合失調症の定義 統合失調症とは、妄想や幻覚、まとまりのない会話などの症状を特徴とする、代表的な精神疾患の1つです。 現実検討力に大きな障害が生じるのが特徴で、自我の境界が曖昧になり、主観的世界に現実

認知症

2018年3月22日

認知症

認知症の定義 認知症とは、一度発達した認知機能が、何らかの後天的な脳の器質的原因によって持続的に障害され、永続的に低下し、多彩な認知欠損の症状が見られる状態を指します。 これに対し、先天的に脳の器質的

音楽療法

2018年3月22日

音楽療法

音楽療法の定義 音楽療法とは、音楽を用いて心身を落ち着かせたり、疾患の緩和に役立てたりする治療法のことです。 19世紀後半に、ヘルムホルツ,H.L.F.やシュトゥンプ,C.の研究から、科学的な音楽心理

催眠療法

2018年3月19日

催眠療法

催眠療法の定義 催眠療法は、メスメル,F.A.の研究を起源とする、催眠を用いる心理療法の一種です。 「催眠」とは、言語暗示により人為的に引き起こされた意識の変容状態を指します。 催眠中は被暗示性が非常

内観療法

2018年3月19日

内観療法

内観療法の定義 内観療法は、日本独自の心理療法の1つです。 浄土真宗の身調べという修行法からヒントを得て、吉本伊信が開発したもので、神経症や心身症の治療などを目的として行われるようになりました。 内観

EMDR

2018年3月19日

EMDR

EMDRの定義 EMDRは、「眼球運動による脱感作および再処理法」というシャピロ,F.により開発された、比較的新しい心理療法です。 古典的条件付けの原理である逆制止と、眼球運動の神経生理学的効果と考え

ナラティブセラピー

2018年3月17日

ナラティブセラピー

ナラティブセラピーの定義 ナラティブセラピーとは、社会構成主義やポストモダンの影響を受け発展した心理療法です。 「ナラティブ」とは「語り」という意味です。 クライエントの語るこれまでの人生の物語を、ク

ブリーフセラピー

2018年3月14日

ブリーフセラピー

ブリーフセラピーの定義 ブリーフセラピーは、エリクソン,M.の理論による、短時間で問題の解決を図る心理療法で、「短期療法」とも訳されます。 不適応などの問題や、その解決行動に対し、クライエントが用いて

ゲシュタルト療法

2018年3月14日

ゲシュタルト療法

ゲシュタルト療法の定義 ゲシュタルト療法は、精神科医パールズ,F.S.によって開発された、心理療法です。 「ゲシュタルト」とは、ドイツ語で「形態としての全体性、統合性」という意味を指します。 伝統的な

森田療法

2018年3月13日

森田療法

森田療法の定義 森田療法は、森田正馬が開発した日本独自の心理療法です。 森田正馬は、心気症的傾向を中心とする神経症を概念化し、森田神経質と呼びました。 この森田神経質という神経症症状の背景には、クライ

芸術療法

2018年3月13日

芸術療法

芸術療法の定義 芸術療法とは、描画、音楽、詩歌、ダンスといった芸術活動を行うことにより治療効果をもたらそうとする心理療法の総称です。 人間が生来的に持つ、自らの心の内奥にあるものを何らかの形で表現した

交流分析

2018年3月13日

交流分析

交流分析の定義 交流分析は、バーン,E.によって開発された、人間関係に関する理論体系と、それに基づく心理療法です。 「構造分析」「交流パターン分析」「ゲーム分析」「脚本分析」という4つのプログラムで構

自律訓練法

2018年3月12日

自律訓練法

自律訓練法の定義 自律訓練法とは、自己催眠を用いたリラックスにより、心身の健康を目指す心理療法で、シュルツ,J.H.が開発しました。 「標準練習」「特殊練習」「黙想練習」という練習段階からなり、練習が

認知行動療法

2018年3月12日

認知行動療法

認知行動療法の定義 認知行動療法とは、行動療法の理論や技法を用いるとともに、認知にも働きかけることによって、問題の改善を図ろうとする治療法です。 認知行動療法では、学習( S )と生体の反応( R )

YG人格検査

2018年3月11日

YG性格検査

YG性格検査の定義 YG性格検査は、正式には矢田部-ギルフォード性格検査と呼ばれる心理検査の1つで、代表的な質問紙法検査です。 個別の実施だけではなく集団実施も可能とされています。 この検査は、質問項

知能検査

2018年3月11日

知能検査

知能検査の定義 知能検査とは、知能を客観的に測定するための心理検査の一種です。 18世紀後半から19世紀にかけて、近代化された諸国で学校教育が普及すると教育心理学が発展し、授業についていけない生徒に対

ロールシャッハテスト

2018年3月10日

ロールシャッハテスト

ロールシャッハテストの定義 ロールシャッハテストは、スイスの精神科医ロールシャッハ,H.により開発された、代表的な投影法検査です。 左右対称のインクのシミがついた10枚のカードを順に1枚ずつ見せ、その

風景構成法

2018年3月10日

風景構成法

風景構成法の定義 風景構成法は、投影法による心理検査の1つであると共に、芸術療法の中の描画療法の1つでもあります。   A4の紙を用意し、治療者がクライエントの目の前でフリーハンドで縁取りを

作業検査法

2018年2月22日

作業検査法

作業検査法の定義 作業検査法とは、単純な作業を一定の条件下で行わせ、作業の遂行の過程と結果から、被検査者の内的特性を解釈する方法です。 代表的なものに、内田クレペリン検査、ベンダー・ゲシュタルト検査が

MMPI

2018年2月22日

MMPI

MMPIの定義 MMPIは「ミネソタ多面人格目録」と訳される質問紙法による性格検査です。 精神医学的診断の客観的尺度の作成を目的とし、ハサウェイ,S.R.とマッキンレイ,J.C.により開発されました。

対象喪失

2018年2月21日

対象喪失

対象喪失の定義 対象喪失とは、自分にとって大切なものを失うことです。 ここで言う対象とは、強い情緒的な結びつき、すなわち愛着を感じる存在のことを言います。   対象は近親者や友人など実在する

ICD

2018年2月21日

国際疾病分類

国際疾病分類の定義 臨床場面で医師が患者さんを診断する際には、何らかの診断基準を用いることが一般的です。 診断基準の1つに国際疾病分類(ICD)というものがあり、これは現在では世界保健機構(WHO)が

モノアミン仮説

2018年2月21日

モノアミン仮説

モノアミン仮説の定義 うつ病はさまざまな要因が重なって生じると言われています。 要因として挙げられるのは、ストレスなどの心因、遺伝などの内因、そしてホルモンバランスや脳卒中後遺症などの身体因などです。

バーンアウト

2018年2月20日

バーンアウト

バーンアウトの定義 バーンアウトとは、普通かあるいはそれ以上に熱心に仕事に取り組んでいた人が、ある時突然意欲を失い、働くことすらできないような状態になってしまうことです。 こうした状態のことを、197

神経伝達物質

2018年2月20日

神経伝達物質

神経伝達物質の定義 神経伝達物質とは、神経細胞同士の情報伝達を促す化学物質の総称です。 神経伝達物質の中には、アセチルコリンやアドレナリン、ドーパミン、セロトニンなどが含まれます。 神経伝達物質は神経

精神遅滞

2018年2月19日

精神遅滞

精神遅滞の定義 精神遅滞とは知的障害とも呼ばれ、全般的な知的機能が明らかに平均以下の状態にとどまるもので、発症は18歳未満です。 精神遅滞を抱える患者は、生活年齢に見合う程度の知的能力を用いることがで

バウムテスト

2018年2月19日

バウムテスト

バウムテストの定義 バウムテストは、1945年にコッホ,K.が発表した、描画による投影法検査です。 空間象徴理論に基づいており、描いてもらった樹木を分析することで、被検査者の知能やパーソナリティを明ら

遊戯療法

2018年2月16日

遊戯療法

遊戯療法の定義 遊戯療法は、子どもに対して用いられる遊びを媒介にした心理療法で、「プレイセラピー」とも呼ばれます。 子どもは自己表現能力や自己理解が未熟なため、言語を媒介とした心理療法では十分な治療効

解離性障害

2018年2月16日

解離性障害

解離性障害の定義 解離性障害とは、心的外傷などに対する防衛として突発的に発症する、「解離」を主な症状とする精神障害です。 解離性障害は、「解離性健忘」「解離性遁走」「解離性同一性障害」「離人症性障害」

パニック障害

2018年2月15日

パニック障害

パニック障害の定義 パニック障害は不安障害に属し、予測不可能で繰り返し生ずるパニック発作と発作への不安を特徴とするものです。 パニック発作とは、突然、強い恐怖や不安におそわれ、結果として、動悸・発汗・

職業カウンセリング

2018年2月15日

職業カウンセリング

職業カウンセリングの定義 職業カウンセリングとは、職業選択や職場適応など仕事に関する課題解決の手助けをするカウンセリングのことです。 職業カウンセリングは、パーソンズ, F.が始めた職業相談に端を発し

ソーシャルスキルトレーニング

2018年2月13日

ソーシャルスキルトレーニング

ソーシャルスキルトレーニングの定義 ソーシャルスキルトレーニング(SST)は「社会的スキル訓練」や「生活技能訓練」と訳されます。 不適切な行動を修正し、効果的な対人行動や社会的スキルを積極的に学習させ

スーパービジョン

2018年2月12日

スーパービジョン

スーパービジョンの定義 カウンセラーや心理療法家が、より知識や技能の熟達した上級者から、事例に関して助言や指導を受けることをスーパービジョンと言います。 指導する側をスーパーバイザー、指導を受ける側を

インテーク面接

2018年2月7日

インテーク面接

インテーク面接の定義 インテーク面接とは、クライエントが相談機関に来談した際に行う最初の面接のことで、「受理面接」とも呼ばれます。 そこでの対応が可能かの判断、治療対象や治療目的の特定、パーソナリティ

心的外傷後ストレス障害

2018年2月7日

PTSD

PTSDの定義 PTSDとは心的外傷後ストレス障害の略語であり、心的外傷を受ける出来事を経験した後に起こる精神疾患を意味します。 不安障害に属し、激しい恐怖や無力感を特徴とします。   災害

心身症

2018年2月6日

心身症

心身症の定義 心身症とは、身体症状を主としながらも、その診断および治療に心理面からの配慮を特に必要とする病態です。 日本心身医学会によれば、「身体疾患の中で、その発症や経過に心理社会的因子が密接に関与

ADHD

2018年2月5日

ADHD

ADHDの定義 ADHDは「注意欠如・多動性障害」もしくは「注意欠陥・多動性障害」と呼ばれ、持続的な注意困難や多動、衝動性などを特徴とする疾患で、発達障害の1つです。 児童期、特に小学校入学などにより

自律神経系

2018年2月4日

自律神経系

自律神経系の定義 自律神経系とは身体の中の神経系の一部です。 意志でコントロールできない部分ですが、逆に意識しなくても生体内のバランスを保つ働きをしてくれています。   自律神経系には交感神

コンプレックス

2018年2月4日

コンプレックス

コンプレックスの定義 コンプレックスとは、ユング,C.G.により定義された精神力動論における概念で、心的複合体と訳さます。 ユングは、言語連想検査による研究を通じて、コンプレックスの存在を提唱しました

構造論

2018年2月1日

構造論

構造論の定義 構造論とは、フロイト,S.により提唱されたパーソナリティ理論である心的装置論の1つです。 局所論の後に示されたもので、「第2局所論」とも呼ばれます。 イド、自我、超自我という3つの構造と

局所論

2018年1月31日

局所論

局所論の定義 19世紀、心理学においては「精神=意識」であり、ヴント,W. の構成心理学をはじめとし、意識研究が主流でした。 それに対し、フロイト,S.は、心の構造には意識と前意識と無意識という3つの

元型

2018年1月31日

元型

元型の定義 元型とは、ユング,C.G.の分析心理学における集合的無意識を形成する象徴的イメージのことです。   ユングは無意識を、個体発生上の衝動や欲求、あるいは葛藤などから構成される個人的

自己愛

2018年1月30日

自己愛

自己愛の定義 自己愛とは、自分自身を対象とした愛のことです。 精神分析の考えでは、リビドーが自己表象に備給されている状態となります。 病的な自己愛の場合、他者との共感や対等な交流が困難で、常に自分自身

抵抗

2018年1月30日

抵抗

抵抗の定義 抵抗とは、精神分析における概念です。   個人が意識化したくない無意識的な衝動・欲求・感情・葛藤が意識化されそうになったとき、それらが意識に入り込んでくるのを回避しようとする防衛

固着

2018年1月29日

固着

固着の定義 精神分析的発達理論においての固着とは、リビドーが特定の発達段階に停滞し、その後のパーソナリティ傾向に影響を与えてしまうことを指します。 これは、各段階でリビドーが十分に解消されなかったり、

カタルシス

2018年1月27日

カタルシス

カタルシスの定義 対処困難な衝動・欲求・感情、あるいはその葛藤などを、言語的または非言語的に表現することを通じて意識化、発散することで、症状や問題行動が消失する現象をカタルシス効果といいます。 カタル

SCT(文章完成法)

2018年1月25日

SCT

SCTの定義 SCTとは「文章完成法」や「文章完成テスト」と訳される、投影法検査です。 言語連想検査から派生したもので、元々は知的な面を測定するための検査として使用されていましたが、現在は性格検査の1

来談者中心療法

2018年1月25日

来談者中心療法

来談者中心療法の定義 来談者中心療法は、ロジャーズ,C.R.により提唱された心理療法で「クライエント中心療法」とも呼ばれます。   人間は誰しも、潜在能力や自己成長能力としての実現化傾向を持

状態不安・特性不安

2018年1月24日

状態不安・特性不安

状態不安・特性不安の定義 不安とは、自分にとって何か悪いことが起きるのではないかと感じることによって生じる漠然とした気分のことです。 不安の対象が特定され、不安がとても高まると恐怖という気分になります

エンカウンターグループ

2018年1月23日

エンカウンターグループ

エンカウンターグループの定義 エンカウンターグループとは、ロジャーズ,C.が開発した集団心理療法の1つです。 「エンカウンター」とは出会いの意であり、エンカウンターグループは、メンバーがそれぞれ本音を

P-Fスタディ

2018年1月22日

P-Fスタディ

P-Fスタディの定義 P-Fスタディはローゼンツァイク,S.により開発された投影法検査です。 日常的によく経験するような欲求不満場面が描かれた24枚のカードに対する反応から、無意識的な攻撃性の型と方向

摂食障害

2018年1月18日

摂食障害

摂食障害の定義 摂食障害は、摂食行動に関する弊害を特徴とした精神障害のカテゴリーです。 摂食障害は、主に神経性無食欲症(拒食症)と神経性大食症(過食症)とに分類されます。 そして、それぞれさらに、下剤

精神分析

2018年1月18日

精神分析

精神分析の定義 精神分析とは、フロイト,S.により創始された対話を中心とする心理療法、およびその理論のことです。 フロイトは、神経症症状を「無意識に抑圧されたコンプレックスが形を変え現れたもの」と考え

ラポール

2018年1月17日

ラポール

ラポールの定義 ラポールとはセラピスト・カウンセラーとクライエントの間に、感情の交流を行えるような関係が成立している状態のことを表す語です。 もとは、メスメル,F.A.が動物磁気に感応したセラピストと

TAT(主題統覚検査)

2018年1月17日

TAT

TATの定義 TATとは、マレー,H.A.とモーガン,C.D.によって開発された投影法検査で、「主題統覚検査」と訳されます。 1935年に「空想研究の一方法」と題された論文にて報告されました。 &nb

移行対象

2018年1月17日

移行対象

移行対象の定義 移行対象とはウィニコット,D.Wが提唱した概念です。 移行期と呼ばれる1~3歳頃に、肌身離さず持っている客観的な存在物で、特に不安が高まったときなどに抱きしめたり握り締めたりする愛着対

防衛機制

2018年1月16日

防衛機制

防衛機制の定義 内的葛藤から不安が生じると、それを減じ、なんとか心理的安定を保とうとさまざまな心理的作用が用いられます。 こうした自我の働きを防衛機制と呼びます。   フロイト,S.は、心を

転移

2018年1月16日

転移

転移の定義 クライエントが、過去に重要な他者(両親など)との間で生じさせた欲求、感情、葛藤、対人関係パターンなどを、別の者(多くの場合は治療者)に対して向ける非現実的態度を転移と呼びます。 過去の重要