心理学用語集 > 応用心理学 > 臨床 > 来談者中心療法

公認心理師・臨床心理士を本気で目指す方に

公認心理師、臨床心理士を目指して、次の入試で心理系大学院合格を考えているなら、通信講座「心理系大学院 入試対策講座」を受講してみてませんか?

これまで2400名以上もの受験生が受講し、東北大学大学院、兵庫教育大学大学院、九州大学大学院、上智大学大学院、放送大学大学院といった数々の指定大学院合格者を輩出してきた講座が、公認心理師の制度に完全対応してリニューアルしました。

多くの合格者を輩出してきた秘密は、過去問を徹底分析した良質なテキスト添削指導にあるのです。

詳細は「心理系大学院 入試対策講座」をご確認ください。



来談者中心療法

来談者中心療法の定義

「来談者中心療法」は、ロジャーズ,C.Rにより提唱された心理療法で「クライエント中心療法」とも呼ばれます。

人間は誰しも、潜在能力や自己成長能力としての実現化傾向を持っていると考えがベースにあります。
それらを阻害する外的圧力を取り除きさえすれば、人は自然とよい状態に成長できるというのです。

つまり、不適応や精神疾患は、クライエント自身の評価やイメージのまとまりである自己概念の中に経験的自己をうまく取り込めず、否認や抑圧、または歪曲するといった自己不一致の状態に置かれることで生じると考えます。

したがって、来談者中心療法の目的は、症状の消去ではなく、自己概念と経験的自己の「自己一致」となります。

具体的には、「無条件の肯定的関心」をクライエントに寄せ、クライエントの感情的表現に対して「共感的に理解」し、表現された感情的内容をそのまま、もしくは要約して返すことによって伝えていきます。

これを「感情の反射」といいますが、これにより、明確には理解していなかった真の感情状態への気付きが可能となるのです。 



来談者中心療法に関連するキーワード

ロジャーズ,C.R.
自己一致
無条件の肯定的関心
共感的理解
感情の反射

来談者中心療法のここをチェック

来談者中心療法における治療者の3つの基本的態度が、「無条件の肯定的関心」「共感的理解」「自己一致」であることは有名です。

しかし、これらは来談者中心療法のみならず、様々な立場の治療やカウンセリングにおいても重要とされる概念でもあります。


それぞれについて、もう少し詳しく確認しておきましょう。

「無条件の肯定的関心」は、無条件の肯定的配慮あるいは無条件の肯定的受容などとも呼ばれます。

クライエントの表現したものがどんな内容であろうとも、批判や評価などの一切の価値判断をせず、ありのままに受容することです。


「共感的理解」は、同情や同一視と似て非なるものです。

同情は聞き手の経験則にそって理解しようとすること、同一視は聞き手の感情と相手の感情が同じだと思い込み聞き手の立場から理解しようとすることです。

これに対し、共感的理解は、まず聞き手が「相手は自分と違う」という前提に立つことが特徴です。
その上で、自分の持つ価値感や規範意識を棚上げし、相手を理解しようとするのです。


「自己一致」は純粋性、真実性ともいいます。
自己概念に固執せず、それに反するものも含めたすべての感情や内的状態に気づいており、それをきちんと受け入れている状態のことを指します。

自己一致を目的とするこの治療において、治療者側がモデルとして機能するためにも、この態度は重要なのです。


これら3つのキーワードが、語句説明として出題されることもありますので、それぞれ個別にまとめておくとよいでしょう。




メルマガで心理系大学院合格のコツがわかる!

心理系大学院の受験対策や各科目の勉強法を分かりやすく解説する無料メルマガです。
特に臨床心理士公認心理師を目指す人は必見です!!

志望校の決め方や心理英語・専門科目・研究計画書の対策でおさえて欲しい「これだけは!」というポイントを7つに厳選して絞り込みました。詳しいカリキュラムは心理系大学院7つの攻略法をご覧ください。

まずは、下記フォームにメールアドレスとお名前をご登録ください。登録されたその日に、早速1つ目の攻略法をお届けします。

心理系大学院の7つの攻略法 登録フォーム
メールアドレス

※ご登録いただいたメールアドレス宛にメールをお届けいたします。
アドレスの打ち間違えのないようにご登録くださいね。