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インテーク面接

インテーク面接

インテーク面接とは、クライエントが相談機関に来談した際に行う最初の面接のことで、「受理面接」とも呼ばれます。

そこでの対応が可能かの判断、治療対象や治療目的の特定、パーソナリティ理解、そして、今後の治療方針と来談計画をたてることがインテーク面接の主な目的です。

そのためには、抱えている問題や症状、これまでの経緯などを聴取し、見立てを行う必要があります

具体的な内容としては、主訴・年齢・性別・生育歴・現病歴・家族歴・来談経緯などの情報収集を行うことが基本です。
それとともに、クライエントの非言語的コミュニケーションにも注目しておくことが重要です。

 

さらに、情報収集を行うこと以上に、インフォームド・コンセントを結ぶことと、ラポールを形成することが重要と考えられています。

治療のシステムやできることと限界をきちんと説明し、クライエント自身が納得して治療に同意することは信頼関係の構築、治療への動機付けへとつながります。
これこそが、インテーク面接の大事な役割の1つなのです。

覚えておきたい関連キーワード

  1. 心理アセスメント(心理査定)
  2. 見立て
  3. インフォームド・コンセント
  4. ラポール
  5. 心理検査

補足ポイント

インテークを行う面接者を「インテーカー」と呼びます。

インテーク面接の基本は、情報の聴取ですが、実際には、インテーカーの仕事は耳でする仕事にとどまりません。

「非言語的コミュニケーション」という言葉がありますが、これは言葉以外の表情・動作・声のトーン・話し方などを指すものです。

インテーク面接においては、相手の非言語的コミュニケーションに注目し、観察を行うことが、そのクライエントをより深く理解する上で非常に重要になってきます。

 

また 、服装や化粧などの外見上の特徴や、インテーカー自身が感じたクライエントの印象、イメージなども記録しておく必要があります。

さらに、話を聞いたり観察をすると同時に、頭でも考える必要があります。

クライエントの抱える症状をどの要因を結びつけて考えるのか、病理水準はどの程度か、自我防衛の様式はどんなものか、それらの積み重ねにより形成されたパーソナリティパターンはどんなものかなどがポイントとなります。

一回から数回のインテーク面接でこれらを断定することはまずできません。
この段階では、まだインテーカーによる推論や仮説に過ぎないのです。

しかし、大きな見当違いをすると、適さない心理療法や、クライエントに負担の大きいアプローチを選択してしまう危険につながります。
そのため、アセスメントの補助として、心理検査が活用されるわけです。

 

MEMO

臨床心理士指定大学院の入試問題ではインテーク面接は頻出問題の1つです。

論述問題でインテーク面接に関して出題された場合には、インテーカーの仕事は耳でただ話を聞くにとどまらず、目や頭もフル回転させて、クライエントの全体像を捉える努力をすることが求められていることまで記述できるとよいですね。

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