恐怖症:心理学用語集サイコタム
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恐怖症

恐怖症

恐怖症とは、一定の対象や状況に対する、非合理的で強迫的な恐れを特徴とする精神疾患です。

恐怖症性障害もしくは恐怖神経症とも呼ばれます。

 

恐怖症のクライエントは、通常では恐怖を感じないような対象や状況に対し、強い恐怖を感じてしまいます。
その恐怖が、不適切で不合理であるということは、本人も認識しているものの、どうして恐怖を感じるのかという原因についてはわかっていません。

 

恐怖症には、電車や人の集まる場所などへの恐怖を主症状とする広場恐怖や、他者から注目を浴びたり、対人的コミュニケーションへの恐怖を主症状とする社会恐怖があります。

また、高所恐怖症や閉所恐怖症、特定の場所や動物、行動などへの恐怖を主症状とする特異的恐怖症などもあります。

治療においては、薬物療法の他、系統的脱感作法やエクスポージャーなどの行動療法、イメージ療法などが有効とされています。

覚えておきたい関連キーワード

  1. 広場恐怖
  2. 社会恐怖
  3. 対人恐怖
  4. 神経症

補足ポイント

恐怖症に関連する、青年期特有の不適応として、「対人恐怖」「視線恐怖」「自己臭症」があります。

対人恐怖とは、対人場面において必要以上に強い不安や緊張を生じ、そのために他人に不快感を与えてしまうのではないかと対人関係を回避するものです。

社会恐怖と共通点が多く、同義に扱われることもありますが、対人恐怖の方が、社会に対する不安よりも「自分が相手に嫌な思いをさせる」というところに重点が置かれているといえます。

また、対人恐怖は、特に日本において多いことから、日本特有の「文化依存症候群」とされています。

視線恐怖には、「他者に視線を向けられることへの恐怖」と「自分の視線に関する恐怖」の2種類があります。

前者は、他者に見られていることを恐れ、強い緊張を生じたり、対人場面を回避したりする状態を指します。

後者は、自分の視線が相手に不快感を与えているのではないかと疑い、対人場面を回避するものです。

自己臭症は、対人恐怖の一種として考えられることも多いもので、自分の身体から悪臭が出ていると思い込み、周囲の人もその悪臭のために自分を避けたり不快に思っているに違いないと思い悩む状態です。

自己臭症は、完璧主義な人ほど陥りやすいとされています。

本来、体臭、口臭は少なからず誰にでもあるものですが、自己臭症の人はこれを誇大解釈してしまい、気にする必要のない臭いが気になってしまうのです。

MEMO

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