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気分障害

気分障害

気分障害は、気分の異常な高まりや低下といった症状を示す精神疾患で、気分の変調により、苦痛を感じたり、日常生活に支障をきたします。

 

下位分類としては、以下のものがあります。

大うつ病性障害は従来のいわゆる「うつ病」のことで、気分の低下や活動性の低下、思考の停止、自殺念慮、睡眠障害、食欲不振などといった、うつ病相のみが2週間以上続くことで診断されます。
朝方、特に気分が重く、憂鬱感が強いのが特徴です。

抑うつ症状のみが2日以上続き、大うつ病障害よりも症状が軽いものが「気分変調性障害」で、これは従来の「抑うつ神経症」に当たるものとされています。

 

双極性気分障害は、従来の「躁うつ病」のことです。
単純な躁病相のみで発症することはまれで、うつ病相と交互に入れ替わる形で、易怒性や、対人関係における摩擦、睡眠障害、誇大妄想や被害妄想などが出現します。

 

気分障害の治療は薬物療法が中心となります。
それに併用する形で、近年、認知療法認知行動療法が有効であることが明らかにされています。

覚えておきたい関連キーワード

  1. 大うつ病性障害(うつ病)
  2. 気分変調性障害
  3. 双極性気分障害(躁うつ病)
  4. 認知療法/認知行動療法
  5. メランコリー親和型性格

補足ポイント

うつ病の発症メカニズムは未だ不明で、さまざまな仮説が存在していますが、生物学的仮説と心理学的仮説とに大別されます。

近年、気分障害の患者にSSRIが有効であるという説から、生物学的仮説の1つで有力視されているのが、神経伝達物質であるセロトニン調節障害説です。

また、心理学的仮説としては、病前性格が几帳面、完全主義であるケースが多いことから、人に対して過剰に気配りをするメランコリー親和型性格の仮説が有名です。

こうした性格をもともと持つ人が、なんらかの喪失体験や環境の変化等によるストレス、女性の場合には妊娠や出産などをきっかけに発症するという見方です。

 

双極性障害の場合には、発病状況因が関与しない症例も多く、より生物学的要因が強いようです。
また、双極性障害の患者には、何らかのパーソナリティ障害が伴っているケースが高いことが、統計的に確立しています。

 

気分障害は、以前、「躁うつ秒」「うつ病」「抑うつ神経症」などの「感情障害」と呼ばれていた一連の障害が、DSM-IVにおいて分類し直されたものです。

ただ、日常場面において、また、医療現場などでも、「うつ病」という言い方をされることは多いでしょう。

操作的診断による「うつ」なのか、従来の診断による内因性の「うつ」なのか、抑うつ傾向が強いというだけなのか、漠然と「うつ病」と診断されている場合には、留意が必要と言えます。

MEMO

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