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自閉症スペクトラム

自閉症スペクトラム

自閉症スペクトラムとは、従来自閉症が持つとされてきたような特徴を示す疾患群の総称です。

スペクトラムとは「一連のもの」、「連続体」などの意味があり、自閉症スペクトラムの中には、症状が重度である自閉症や、症状が比較的軽度であるアスペルガー障害と言われる人々、さらには特に診断がつくわけではないけれど少しこだわりが強い人なども含まれます。

共通点として、自閉症に類似した症状を示す広い範囲の状態像がここに含まれます。

覚えておきたい関連キーワード

  1. レオ・カナー
  2. ハンス・アスペルガー
  3. 自閉症
  4. アスペルガー障害
  5. DSM-5

補足ポイント

自閉症という概念は、アメリカの児童精神科医レオ・カナーが自閉症の定義を述べた論文を1943年に発表したことに始まります。

カナーが自閉症について取り上げた特徴が、長年にわたって自閉症の定義として広く用いられてきました。

その一方、オーストリアの小児科医ハンス・アスペルガーも、同時期に自閉的な児童についての論文を発表していました。
しかしアスペルガーが捉えた特徴は、カナーの定義したものとは若干異なるものでした。

アスペルガーの論文は発表以来あまり注目されませんでしたが、近年その論文が再評価されるようになり、アスペルガーが述べたような特徴を持つ人々も、広い意味では同じく自閉症というカテゴリーに含まれるのではないかと考えられるようになりました。

そして最近では、カナー型の自閉症やアスペルガー障害、さらに障害とは言えないまでも自閉症的な性質も持ち合わせる人々全般を含めて自閉症スペクトラムとする見方が増えてきました。

国際的な精神疾患の診断基準であるDSM-IVでは、自閉症的な特徴をもつ疾患を広汎性発達障害という概念でまとめ、その中に自閉性障害やアスペルガー障害などを挙げていましたが、最新版であるDSM-5ではこうした下位分類はなくなり、自閉症スペクトラム障害という大きな枠組みで捉える形に変更されました。

自閉症スペクトラムの主な特徴としては、社会性の障害コミュニケーションの障害、そして想像力の障害の3つが挙げられます。

これらの特徴は具体的には、自閉症のように症状が重い場合は、他者の言葉をオウム返しするだけで言語的なやり取りが成立しないといった形で表れます。

そこまで重症ではないものの自閉症スペクトラムの特徴を持つ人たちにおいては、他者の気持ちやその場の空気を察するのが苦手なため、その場にそぐわない発言をしてしまうといった形で表れます。

MEMO

編集中

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